柄物のクロスを綺麗に仕上げるためには、絵柄をピッタリと合わせる必要があります。
一つはクロスを真っすぐに貼る技術と、もう一つは絵柄があるようなデザインの場合、絵柄がずれない様に貼る技術です。クロスの端にカットテープが付いています。クロスを微調整しながら絵柄を合わせていきやすい様に、カットテープの部分には糊が付いていません。
この微調整の手直し頻度によって職人の価値が決まります。
経験3年くらいのクロス職人で1日50平米程度のクロスを貼りますが、ベテランの職人になると70~80平米。私の師匠は、140~150平米のクロスを貼っていました。