クロスを綺麗に仕上げるために、いくつか基本的な道具があります。
クロスのエア抜きや、しわのばしにはスムーサーを使ます。スムーサーは、撫でバケとジョイントローラーの中間のような役割をします。
普通クロスは、貼った後糊が乾いていくため、水分が抜けると表面が自然に張っていき、多少空気が入っていても数日後には空気が抜けます。ところがクロスの材質や下地の材質によって、クロス下の空気がなかなか抜けない事がありますが、丁寧にスムーサーを使って空気をかき出します。
地ベラは、クロスの端を押さえてカッターで切る際に定規として使います。
地ベラの大きさには、いくつか大きさがあり、クロス職人はこれらを使い分けています。
撫でバケで押し当てるだけだと圧着するほどの強度はないので、クロスの縁や継ぎ目付近などを剥がれにくくするためにジョイントローラーを使います。